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静岡県東部・伊豆 ブログポータルサイト イーラ・パーク
 

2019年09月12日

歴史散策 :旧東海道(1)日本坂峠

突然ですが..古い 街道散策のお話をご紹介.. 初回は日本武尊も通ったと云う、旧東海道に当る古道のお話から
記事は小生が、初めて出会った 初期のブログ《TAKAの撮り撮り日紀》《旧東海道(1)古代》からの転載です..

オリジナルページは 2003年の還暦を期に立ち上げた、拙作のホームページ “写真機の森” へリンクしています
ここ:イーラ・パークより、オリジナルサイトの ブラックバック の方が見易そうなので リンクしさせて頂きます(^^ゞ

《記事は自己転載です..下の アニメ画像をクリックで、オリジナル記事【撮り撮り日紀】へジャンプ..ご覧頂けます》
歴史散策 :旧東海道(1)日本坂峠

場所は 静岡市と旧岡部町(現藤枝市)及び焼津市との境界に横たわる連山を超える歴代の街道の話から始めます
街道の他、鉄道や道路、トンネルまでカバーします、トンネルといえば.. 道路や鉄道..何本あるか?ご存じですか?

初回のコース..花沢集落への径はともかく.. 日本坂峠への古道は、距離も長く勾配も急でなかなかきつかったです
しかし、花沢集落の、長屋門を配した、現役旧家の佇まいは、歴史を感じる、素晴らしい景観ですよ!

題して 《旧東海道(1)古代》【日本武尊】も通ったという、古代の街道跡から.. (名前は便宜上 旧東海道とします)

当時は、まだ足腰達者で、有り余る時間に任せて、思いつくままに.. あちらこちらと、手当たり次第に 散策三昧!
古い銀塩写真機と..虎の子のデジ一眼レフを背負って、史跡スポットなどあちこち見て歩き.. にわか旅人もどき?
有り余る..時間と興味と、お気に入りマイカーで、散策三昧.. とにかく散策大好き!だった頃の記録です!

実は 2003年に還暦を期に 自前のホームページ《写真機の森》を立ちあげたものの.. 日々の記事アップロードも
当然、本体記事と同様の手順が必要で、とても複雑で大変、何か簡単な方法はないか? と思案、悩んでいた所に

ちょうどこの頃に、台頭し始めた”WebLog” 後の《ブログ》に注目.. 写真機の森 初めてのブログとしてFC2 blog
を利用させて頂くことにして、さっそく会員登録.. 結果は大成功!(^^)! まさに新天地.. これは最初の記事です!

なお旧東海道関連の記事全9編はこちら《旧東海道》に集計しています! 記述順ゆえ表示は古い順ですが(^^;

以下は《撮り撮り日記》の元記事のリアルコピーです.. 重複しますが.. 今回だけi-ra 版として併記します!

気楽な散策&うんちくや写真など、気張らずにせっせとアップ? 撮れたてレポなど、御覧頂く目的?で、ブログに参加し
てみました!・・ よちよち歩きですが、どうぞよろしくお願い致します。

初回は 「奈良~平安の東海道」を歩く! えっ? 何ですそれっ? それが古代の東海道はなんとこんなところを通って
いたと言うお話、いや事実! それもごく近所だったんです・・・ さっそく覗きに出かけましたので、レポします! 位置は
googleさんの地図で、こちらです、縮尺を変えて確認して下さい。

ついでで、誠に恐縮ですが! 拙作本家のホームページにて、少々オタクなお遊び?なども御覧いただけると幸いです!
 後ほどにでも、こちらの「写真機の森」へお立ち寄りを!
 
<<画像クリックで900巾サイズになります>>
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ここは静岡県焼津市(東名高速道路:日本坂トンネルの焼津側北)山間の花沢と言う小さな集落ですが実はここ”花沢”
とは、最も古い奈良時代からの東海道の一角に位置していて、万葉集にも春日蔵首老と言う人が「焼津辺に・わが行きし
かば駿河なる・阿倍の市道に・逢いし児らはも・・と詠み記している・・・
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遠く奈良時代には、このやきつべ(現在の焼津)の小径で日本坂峠を越えるルートが東西を結ぶ幹線ルートだったと言う!

やきつべの花沢~日本坂峠~小坂~阿部の市(現在の静岡市)へ至る街道で、さらに古くは日本武尊も通ったという「日
本坂峠」の入り口に位置する集落なのです、、また静岡市側の小坂にも小さな集落と街道が残っています、、

余談ですが「日本坂」という名前は日本武尊から来ていると言われます、(現在は東名高速道路の日本坂トンネルの名前
に残っていますが)

思えば「ご近所散策」・・・ 事の起こりはここからなのですが! 当初はそんな事とはつゆ知らず、、ひょんなことから足を
踏み外し・・・
すっかり深みにはまってしまって・・ それ以来様々な足あとを残す起点となった地であるがゆえに・・ この散策シリーズ、
最初のページにこそ最もふさわしいかと!!
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この建て方!典型的な長屋門造り、石垣の上は、本来は使用人の住居なのですがこれが特色です、残っている建物は
十数軒ですが、こちらのお宅もしっかりと、現役です、
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遠い奈良の昔の面影を強く残したこの街並み、長屋門造りが特徴です、休日ともなれば内外からの観光客が絶えません
しかしこんな近所にこんなに風情のある歴史感むんむんの一角があるなんて、、30数年余りも暮らしているのにちっとも
知らなかった! しっかりツケが廻ってきたか?

ここまで来れば・・ 当然「日本坂峠」へ、えらく急な山道を登り切ると、一変してなだらかな尾根の道が続いている、周りは
ほぼ眺望ゼロの林の底、花沢からひたすら登って約50分! 峠の切通しに到着します、
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たどり着いたここが名高い「日本坂峠」です? なんの事はないただの山径の4差路です?? 向うへ越えて行けば・・・
静岡側の小阪の集落へ、左右は小高い満観峰と花沢山頂上へ 周りは眺望ほぼゼロの林の中で!って・・ 峠ってそん
なもんですよね・・・
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うーんこれは・・・ ちょっと期待はずれって、、どうあってほしかったのか?・・「峠」とは本来こんな地味なとこだよねー、

気を取り直して草ぼうぼうの山道を小坂方面へ下ると、、程なく視界が開けて、、こんな具合に茶畑の中を進む様になる、
富士山こそ見通せないが、新緑の茶葉の香りがほのかに~、これは爽快、爽快・・・
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茶葉の香りを楽しみつつ小坂側の登り口についた・・ここまでは車の通行が可能な農道となっている、但し簡易舗装道路
は軽四!仕様です、無理すれば普通車でも通行可能ですが?
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程なくトイレ休憩が可能な、小坂の里?に到着・・・ 近頃はなんでも里?と付いて少々引っかかるが、まあいいか・・・
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集落の表示板で・・・ その「小坂の里」付近を眺めて見る、左上の日本坂峠にも分岐標識があったが、真ん中上の「満観
峰」という絶景!富士山も見える眺めの良い人気の小山がある!が、今日のところはパスすることにする、
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ここまでで、日本武尊がたどったという日本坂峠越への古代の東海道、にわか旅人?は、おしまい!です・・が、今風
の駆け足でなくもっともっとスローに歩いてみたい、味のある小径でした、この次の機会にでも、もうすこしスローライフ的に
再訪、レポなど致します、、
花沢からは、徒歩で約3時間前後?(我ら年配者の足で当てになりませんぞ)距離は短いものの勾配がきつくかなり難儀
なコースです。

この先は花沢集落と同様に、昔の面影が残る小坂の街並みに入りますが、花沢ほど特色がなく、ごく普通の家並みがあ
るのみでこれといった見所はない、、むしろ「みかんの里!」の方が似合ってる様に思える、実は小坂といえば、静岡市で
も有名なみかんの産地なのです!

と..今回だけ、念の為併記しました! 以降は容量節約をする為、オリジナルサイトへのリンクだけで投稿する予定です。


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Posted by アンセル at 15:00│Comments(0)旧東海道
 
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